「子どもには日本語だけでなく英語も習得してもらいたい」と思った時、実際に何から始めたら良いか悩む方は多いと思います。
そこで最初にお願いがあります。どんな手段や方法を選んだとしても、いちばん大切なことだけは忘れないでください。
英語を「お勉強」や「教室の中だけ」ではなく、生活の一部に取り入れましょう!
まずはおうち英語から
では、具体的な実践方法について、すぐにでもおうちで始められるものから紹介していきたいと思います。
- 英語を遊びに取り入れてみる
例:歌、テレビ番組、映画、ボードゲームなど(音声だけでもOK)
遊びの中では自然に、楽しく英語を吸収できます。歌やテレビ番組は、おうちで誰でも簡単に動画で楽しめるのでおすすめです。普段は「子どもにタブレットで動画を見せるのはちょっと・・・」という方でも、英語習得に役立つのであればちょっと罪悪感がなくなりそうですね。 - 英語タイムを作る
まずは子どもに英語で質問してみましょう!簡単な内容でも、短い時間でも大丈夫なので、できるだけ毎日続けることが大切です。身振り手振りのジェスチャーを入れてあげるとより楽しく、分かりやすくなると思います。
“How was your day?”
“What do you want to eat for dinner/lunch?”
“What ___ do you like best?”
「簡単な内容とは言え、英語力に不安があって・・・」という場合はまず、最初に紹介した「英語を遊びに取り入れる」から始めてみて、親子で一緒に聞いて、言葉を発して、少しずつ英語に慣れていきましょう。一緒に取り組むことに意義があるので、間違っても全然大丈夫です! - 絵本を読む
本は、子どもの語彙を増やすだけでなく、異なる文化への理解を深めるのに役立ちます。せっかくなので、日本語と英語の両方で書かれた「バイリンガル絵本」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
子どもと一緒に読むのにぴったりな、おすすめの絵本をいくつかご紹介します。
Lis can Read / りさ、じぶんでよめるよ
100 First Words for Toddlers / 幼児の初めての言葉100
Am I small? / わたしは、ちいさいの
My First Trip to Japan / 初めての日本旅行
What Color is Papa Bear? / パパぐまはなにいろ?
当サイトでは、まず親子で「おうち英語」から始めることをオススメしています。そして、そのために役立つ情報や、学習コンテンツを無料で配信していきますのでぜひ活用してください。
また、そうは言っても誰かの助けを借りてバイリンガル教育にトライしたい人もいるでしょうし、おうち英語の次の展開が必要になる時が来るかもしれません。その際の選択肢をいくつか紹介したいと思います。身近なものからちょっとハードルの高いものまで様々あります。
- 英会話教室、オンライン英会話、プライベートレッスンを受ける
- ソーシャルグループやコミュニティーに参加する
例:親子で英語に触れることができるグループなど - 英語圏からの留学生を受け入れる
- インターナショナルスクールに入る
これらの選択肢についての情報やレビューなどもこれから配信していきたいと思っています。
バイリンガル教育実践のヒント
最後に、バイリンガル教育の実践にあたっての心構えやちょっとしたコミュニケーションのポイントをお伝えします。お子さんのモチベーションを高めるヒントになれば、と思います。
- 覚えたり、練習することを強制する必要はありません。その代わり、日常生活の中に英語を楽しく取り入れらるアイディアを考えましょう。
- 子どもが英語学習の中で努力した時は、それに応える形の前向きな言葉をかけてあげましょう。
例:「〇〇という言葉を覚えるなんてすごいね!」など - たまには子どもに先生になってもらいましょう。例えば、外で英語を学習する機会があった際、おうちに帰って学習内容を振り返り、レクチャーしてもらっても良いかもしれません。
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